恐竜好き中国学生ら、訪日へ 壮行会で「理解深めたい」

日本を訪問する代表団の学生と、団長の中国地質大のケイ立達准教授(2列目中央)ら=19日、中国上海市(共同)

 【上海共同】恐竜や古生物学研究に関心がある学生ら約30人の代表団が20~26日、日本政府による青少年交流事業の一環で訪日し、福井県立恐竜博物館などを視察する。上海の日本総領事館で19日、壮行会が開かれ、学生らが「日本の恐竜や文化への理解を深めたい」と期待を述べた。

 団長は中国地質大のケイ立達准教授(40)。ケイ氏は四川省で化石が見つかった新種の恐竜に、漫画「ドラえもん」の登場人物「のび太」にちなんだ「エウブロンテス・ノビタイ」という名を付けたこともある。今回はケイ氏の交流サイト(SNS)を通じて3千人以上の応募があり、選考を通った小中高、大学生の計30人が参加する。

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