新潟県内、高気圧に覆われ8月20日から連日猛暑日の見込み

 気象庁などは8月19日、新潟県を対象とする20日の熱中症警戒アラートを発表した。アラートは4日連続。外出をなるべく避け、エアコンを活用するなどの予防策を促している。

 20日の予想最高気温は阿賀町(津川)で36度、長岡市、上越市(高田)で35度、新潟市、湯沢町で34度、佐渡市(相川)で32度。

 新潟地方気象台は8月19日、新潟県を含む北陸地方に高温に関する気象情報を発表した。高気圧に覆われ、20日から26日ごろにかけて、最高気温が35度以上の猛暑日となる所が多くなる見込み。熱中症対策などの健康管理や農作物、家畜の管理への注意を呼びかけている。

 一方、8月19日の最高気温は新潟市秋葉区(新津)で36.8度、阿賀町(津川)で36.5度、長岡市で36.1度となるなど、県内28カ所の観測地点のうち7地点で猛暑日となった。

 新潟日報社のまとめでは19日午後5時現在、熱中症とみられる症状で少なくとも28人が搬送された。このうち短期の入院が必要とされる中等症は新潟市で6人だった。

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