石川昂、一発後に死球交代 担架で運ばれ、頭部打撲の診断

7回中日1死、石川昂が頭部に死球を受ける=神宮

 中日の石川昂が19日、相性のいい球場で4試合ぶりの12号2ランを放った。一回2死一塁でヤクルトの左腕・高橋の直球を捉え、左中間スタンドに力強く運んだ。今季、神宮球場では球場別で自身最多の5本目のアーチ。本拠地バンテリンドームナゴヤの3本を上回る。昨季はプロ初本塁打を打ち、手術明けで開幕を迎えた今季の1号もマークしていた。

 五回にも右前打を放って9日以来の複数安打としたが、七回に頭部に投球を受け、担架で運ばれて交代した。球団によると、都内の病院で検査を受け、左側頭部の打撲と診断された。

7回、頭部に死球を受け、担架で運ばれる中日・石川昂=神宮

© 一般社団法人共同通信社