ファジ4戦ぶり白星 大分に1―0 DF陣が体ではね返す

後半12分、ファジアーノ岡山の鈴木喜丈(右)がボレーを決め、先制する=シティライトスタジアム

 明治安田J2第31節第1日(19日・シティライトスタジアムほか=9試合)前節10位のファジアーノ岡山はホームで大分を1―0で下し、4戦ぶりに勝利した。勝ち点42(9勝15分け7敗)で順位に変動はなかった。

 3位の清水が乾らのゴールで首位の町田に3―2で逆転勝ちし、4連勝で勝ち点を55に伸ばした。町田は同63。磐田は甲府に1―0で競り勝って同57とし、東京Vはいわきと引き分けた。

岡山1ー0大分

前半0ー0

後半1ー0

 【評】ファジアーノ岡山が競り勝った。後半12分、CKから柳の折り返しを鈴木が左足でネットを揺らし先制。高さを駆使した相手の攻撃に対し、柳や本山らDF陣が体をぶつけてはね返し、8試合ぶりの無失点に抑えたのが大きい。後半は左サイドの高橋を起点に、木村やルカオがゴールに迫っただけに、追加点を奪えていれば理想的だった。

 大分はくさびの縦パスから好機をつくったが、決めきれなかった。

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