ベリンガム躍動のマドリーがアルメリアに逆転勝利で開幕連勝!【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーは19日、ラ・リーガ第2節でアルメリアとアウェイで対戦し3-1で勝利した。

開幕節のアスレティック・ビルバオ戦を完勝したマドリーは、その試合から先発を2人変更。長期離脱となったミリトンとカマヴィンガに代えてリュディガーとクロースを先発で起用。2トップにヴィニシウスとロドリゴを据えた[4-4-2]で試合に臨んだ。

マドリーは開始早々に失点を許す。3分、セットプレーのボールをキャッチしたGKマクシミアーノからの素早いスローからロングカウンターを仕掛けると、ラマザニのパスで左サイドを抜け出したロベルトーネのクロスを走り込んだアリーバスがヘディングシュートでゴールに叩き込んだ。

先制を許したマドリーはすぐに反撃。19分、カルバハルの右クロスを走り込んだバルベルデがヘディングシュート。これがゴール前のベリンガムに繋がり、そのまま冷静にゴール右隅に流し込み、試合を振り出しに戻した。

その後はポゼッションをマドリーが支配し、アルメリアがカウンターを狙うという構図試合が推移。すると44分、左サイドから仕掛けたフアン・ガルシアの折り返しに反応したロドリゴが反転から強烈なシュートを放ったが、これは相手GKの正面を突く。

このまま前半終了かと思われたが、マドリーは前半アディショナルタイム5分にネットを揺らす。敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、カルバハルのマイナスの折り返しを走り込んだクロースがゴール右隅に流し込んだ。

このゴールで勝ち越しかと思われたが、オンフィールドレビューによる検証の結果、ボールを奪った場面でカルバハルがアキエメの左足を踏んでおり、これがファウルの判定となり、ゴールは取り消された。

1-1で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはマドリー。60分、バイタルエリア左でパスを受けたクロースがゴール前へピンポイントクロスを供給すると、走り込んだベリンガムがヘディングでゴールに流し込んだ。

勝ち越しに成功したマドリーは、72分にロドリゴとクロースを下げてモドリッチとカマヴィンガを投入。すると73分、右サイドを持ち上がったバルベルデの折り返しをボックス右手前でベリンガムがはたくと、ボックス内でボールを受けたヴィニシウスがワントラップから素早く右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。2G1Aと躍動したベリンガムの活躍でマドリーが開幕連勝を飾っている。

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