横須賀「どぶ板通り」周辺 日米合同パトロールが300回達成

繁華街周辺でごみを拾う日米合同パトロールに参加した米海軍人ら=横須賀市内

 毎月第3金曜日の夜、横須賀市の繁華街「どぶ板通り」周辺で行われている日米合同パトロールが18日、300回を迎えた。地元町内会が中心になり、米海軍や海上自衛隊、市などの関係者がごみを拾いながら1時間半ほど歩く。

 「CO(司令官)もいるぞ。大声を出すな」。Tシャツ姿の米兵にたしなめられ、道端で騒いでいた大柄な外国人がおとなしくなった。節目の18日は普段より20人ほど多い約70人が参加した。米海軍横須賀基地司令官のレス・ソボル大佐や幼い子供を連れた米兵もいる。トングとごみ袋を手にタバコの吸い殻やペットボトルなどを拾いながら歩いた。

 ソボル大佐は「私自身もできる限り参加している。米海軍を理解してもらうよい機会になっている」と話していた。

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