「おわら風の盆」に合わせステージ披露 富山県の八尾おわら資料館で9月1~3日

「風の盆LIVE」をPRする川井さん(右)ら

 越中八尾観光協会(鈴木聡会長)は、9月1~3日の「おわら風の盆」に合わせ、富山市八尾町東町の八尾おわら資料館で「風の盆LIVE」を開く。県民謡越中八尾おわら保存会東町支部(吉田渉会長)による優美な踊りと演奏を間近で楽しめる。

 閉館後の館内でゆっくりとおわらを楽しんでもらおうと初めて企画。各日午後7時半と同9時の2回上演し、中庭や和室で約30分のステージを披露する。東町の住民と交流したり、館内を見学したりする時間も設ける。

 各回40席限定。中学生以上が対象で、鑑賞料は1人4千円。チケットは20日から、同館窓口で販売する。

 同館職員で東町の唄い手、川井直紀さん(68)は「目の前で住民の踊りを見ることができる。特別感を味わってもらいたい」と話している。問い合わせは同資料館、電話076(455)1780。

 同協会が8月25~30日に同市八尾町上新町の越中八尾観光会館で開く「おわらステージ2023夏」(北日本新聞社後援)の予約も受け付けている。

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