県産料理と酒を堪能 郡山で4年ぶりフードフェス、きょうまで

県産食材を使用した料理やお酒が並んだフェス

 県内の生産者、酒蔵、飲食店が協力して食の魅力を発信するイベント「ふくしまフードフェス2023」が19日、郡山市の21世紀記念公園麓山の杜で始まり、来場者が県産食材を使用した料理と酒を堪能した。20日まで。実行委員会の主催、福島民友新聞社などの協賛。

 新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。県内の生産者、酒造、飲食店約50社が参加し、12のグループに分かれて考案したオリジナルメニューを提供した。

 来場者は、県産の牛肉や野菜を使ったプルコギドッグや「常磐もの」のあんこうと会津ネギ味噌を使ったフィッシュバーガーなどに舌鼓を打ちながら、県内各酒造の日本酒を楽しんだ。

 会場では、郡山市出身の俳優箭内夢菜さんのトークショーも行われた。家族4人で訪れた郡山市の会社員長孝英さん(39)は「県産の知らない酒、食べ物に出合えた。さまざまな料理を家族で味わえて幸せな時間を過ごせた」と笑顔を見せた。

 最終日は午前11時~午後5時。

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