石井大智が4試合連続無失点

8月19日、横浜スタジアムで行われDeNAベイスターズ戦に、阪神タイガース3番手・島本浩也に代わり、4番手でマウンドに上がった石井大智は、1回を16球で無安打無失点1奪三振。4試合連続無失点を記録し、8月防御率0.00の好投で、阪神タイガース勝利の方程式入りへアピールした。

8回、阪神タイガース3番手・島本浩也に代わり、4番手でマウンドに上がった石井大智は、先頭打者の宮崎敏郎を6球目150kmストレートでセカンドフライ。続く牧秀吾を6球目151kmストレートで見逃し三振。最後は楠本泰史を4球目148kmストレートでライトフライに打ち取り、1回を完全投球でDeNAベイスターズ打線を抑えた。

石井大智は、7月22日に体調不良のため「特例2023」で出場選手登録を抹消。2軍戦登板を経て8月8日に再昇格の予定だったが、同日に発熱したため見送られていた。

18日に出場選手登録されると、その日のDeNAベイスターズ戦で、8回2アウト一塁の場面で登板。宮崎敏郎をライトフライに仕留め、約1カ月ぶりの1軍マウンドをゼロで終えていた。

今シーズンはここまで、自己最多の26試合に登板し、プロ初勝利を挙げるなど、10ホールドをマーク。防御率1.04と中継ぎ陣の一角としてチームに貢献している。

今シーズンしっかりと結果を出している石井大智が、さらなる好投を披露し、阪神タイガース勝利の方程式として岡田監督に認められるか注目だ。