「価格高騰を感じる食品」断然1位は物価の優等生と言われた食品 スーパーで一度の買い物平均額3776円

音響機器と、防犯・監視カメラなどセキュリティ機器の専門メーカー「TOA 株式会社」がこのほど、全国の20~50代の主婦・主夫500人を対象に「スーパーでの買い物に関する調査」を実施した結果を公表した。

スーパーで買い物の頻度で最も回答が多かったのは「週1~2日(48.6%)」、続いて「週3~4日(27.8%)」という結果となった。「毎日(7.4%)」の回答も一定数おり、ほとんどの主婦・主夫は、週に1回以上はスーパーへ行くことが分かった。また、一度の買い物における平均購入金額は「3776円」で中央値は「3000円」と一度に数人分を購入していると考えられる。

価格高騰を感じる食品で圧倒的1位は、これまで大幅な値上げがされなかった「卵(86.2%)」で、2位は「小麦・小麦製品(65.2%)」、3位「調味料・調味油(62.8%)」と、食卓に欠かせない食品に回答が集まった。

対策として「クーポンや曜日限定で価格が安い時に購入する」(神奈川県・53歳女性)、「期限間近での見切り品や特売品、プライベートブラント品を買う」(和歌山県・58歳女性)、「タイムセールを利用」(埼玉県・56歳男性)、「買いたい物をメモして、余計な物は買わない」(埼玉県・34歳女性)などの意見があった。

ネット通販とともに注目されてきたネットスーパーだが「利用しない(83.4%)」人が多数派という結果に。スーパーにおいては、実店舗で買い物する主婦・主夫がまだまだ多いということが明らかになった。

(よろず~ニュース調査班)

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