京都の恒例行事「盆野球」とは 炎天下に世代超えた120人熱血プレー

盆野球で熱戦を繰り広げる参加者たち(京丹後市丹後町・丹後中グラウンド)=丹後町野球部協会提供

 京都府京丹後市丹後町の恒例「盆野球」が8月12、13日、同町の丹後中グラウンドで開催された。炎天下の中、小学生から60代まで幅広い世代が白球を追った。

 住民の娯楽として終戦翌年の1946年に始まり、現在は丹後町野球部協会が主催している。今年は帰省中の地元出身者も加わり、10チーム(約120人)が集まった。

 13日の決勝は、高校生から50代までのチーム「アニ丸」と、30代後半のメンバーが中心の「野蛮人」が対戦。アニ丸が初回に3点を挙げ、中盤に1点を加えて4-2で競り勝って初優勝した。

 同協会代表の大江敏幸さん(43)は「熱戦が繰り広げられ、いい大会となった」と振り返った。

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