伝統工芸品の紙風船600個がお出迎え!ゆらり彩り心もふわり♪ 新潟魚沼市の日帰り温泉「見晴らしの湯こまみ」

見晴らしの湯こまみにつるされた紙風船=魚沼市青島

 新潟県魚沼市青島の日帰り温泉施設「見晴らしの湯こまみ」は、ロビーに600個の丸い紙風船をつるし、来館者を出迎えている。

 天井に鳥よけのネットを張り、新潟県の伝統工芸品に認定されている出雲崎町の手作り紙風船をつるした。ひもの長さに変化をつけたため、空調で揺れると立体的に映り、花火がデザインされた紙風船は夏の風情を醸しだす。

 館内の各所にも紙風船が展示され、ロビーでは土産用に販売されている。

 支配人の藤田歩さん(56)は「温泉で癒やされるのはもちろん、紙風船の懐かしい雰囲気で心を癒やしてもらえれば」と話している。

 紙風船の展示は10月ごろまで。

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