ノルディックスキーのサマージャンプ2023山形蔵王大会が19日、山形市のアリオンテック蔵王シャンツェ(蔵王ジャンプ台)で開かれた。国内トップ選手や次代を担うホープらが大ジャンプを連発し、男子成年で北京冬季五輪金メダリストの小林陵侑(チームROY)が2連覇を果たした。
昨年に続き2回目の今大会には男子成年と少年、女子に計107人がエントリーした。悪天候が予想されたため、試技をせず、約1時間前倒しして競技を行った。少年は坂野旭飛(あさひ)(北海道・下川商高)が連覇し、女子は丸山希(北野建設)が制した。
会場には約1500人が詰めかけ、小林やレジェンド・葛西紀明(土屋ホーム)、女子の第一人者・高梨沙羅(クラレ)らの飛躍では、ひときわ大きな声援と拍手を送って盛り上げた。