夏の甲子園、21日準決勝 仙台育英など4校が調整

休養日に練習する仙台育英の選手たち=兵庫県西宮市

 全国高校野球選手権大会は21日、甲子園球場で準決勝が行われる。20日は今大会2度目の休養日で試合がなく、史上7校目の2連覇を狙う仙台育英(宮城)、107年ぶりの優勝を目指す慶応(神奈川)など4校は兵庫県西宮市内の球場でそれぞれ調整した。

 仙台育英は、初の4強入りで勢いに乗る神村学園(鹿児島)との一戦へ軽めの練習。準々決勝で登板がなく、起用が見込まれるエースの高橋投手は「ここまで来たからには優勝したい。一つ一つ丁寧にアウトを取っていければ」と気持ちを高ぶらせた。

 1916年の第2回大会で頂点に立った慶応は、初の決勝進出が懸かる土浦日大(茨城)との関東勢対決に臨む。

休養日に練習する藤本(手前から2人目)ら土浦日大の選手たち=兵庫県西宮市

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