ファジ「感謝デー」ファンと交流 「ウエストランド」と掛け合いも

ステージで笑顔を見せるファジアーノ岡山の選手とウエストランドの2人(右から2、3人目)=シティライトスタジアム

 J2ファジアーノ岡山の「ファン感謝デー」が20日、本拠地のシティライトスタジアム(岡山市)であり、イレブンとサポーター約1500人が多彩なイベントを通じ交流を深めた。

 ステージでは選手が4人一組の2チームに分かれ連想ゲームに挑戦。『GK堀田』の答えに対し、3人が「黒髪」「女子力が高い」といったヒントを出し、解答選手が外すとスタンドの観客から笑い声や拍手が起きた。司会を務めた津山市出身のお笑いコンビ「ウエストランド」との軽妙な掛け合いも客席を沸かせた。

 ピッチでは散水機が稼働し、子どもらが水浴びを満喫。楽しそうな様子を眺めていたMFの仙波や高橋が参加する場面もあった。サイン会には長い列ができた。

 J1昇格プレーオフ進出ラインの6位とは勝ち点5差で10位のファジアーノ。最後は全選手が登壇し、主将のDF柳が「残り11試合を死ぬ気で戦う。これまで以上の応援で支えてほしい」と呼びかけた。

 両親と訪れた岡山・竜之口小4年男子(10)は「試合中の選手とは違う顔が見られた。チームが勝てるように応援したい」と話した。

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