谷本音虹郎、全日本ロードもてぎ2&4レースでのクラッシュで意識不明の重体

 8月20日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで2023MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦もてぎ2&4レースが開催されたが、JSB1000クラスの決勝レースでクラッシュを喫した谷本音虹郎(Team TATARA aprilia)が意識不明の重体となっている。

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦との併催で開催されたもてぎ2&4レース。20日には全日本ロードJSB1000クラスの決勝が行われたが、3周目にホームストレートエンドのブレーキングで谷本が止まりきれず、前車に追突後クラッシュ。

 バイクはグラベルの奥にあるタイヤバリアに当たり、ライダー自身はバリアを超えた場所にあるテレビカメラ用のイントレに衝突した。そのため、レースは一時赤旗中断となった。

 谷本はすぐに救急車でメディカルセンターに運ばれて、その後ドクターヘリで病院まで搬送された。

 16時30分には、事故の内容を警察が発表。首の骨折の疑いで意識不明の重体だという。

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