主演作が低評価の米人気俳優がブチギレ「駄作は見に行くな」

俳優のザッカリー・リーヴァイ(42)が、駄作を観に行かないよう映画ファンに訴えた。主演最新作『シャザム!~神々の怒り~』が批評家たちの間で大不評に終わったザッカリーは、プロデューサーたちは映画を「偉大なもの」にするほど観客のことを気にかけていないと非難。映画ファンに標準以下の映画を見ることを「積極的に選択しない」よう勧めている。

エンターテイメント・ウィークリー誌によると、ザッカリーは先日開催されたシカゴ・ファン・エキスポでこう呼びかけていたという。「個人的には、ハリウッドから出てくるコンテンツはゴミのようだと感じている。(ハリウッドは)あなたたち観客のために実際に素晴らしいものを作ろうとはしない。彼らはそうではないんだ。予告編を見て、『おお、これはクールだ!』と思い、その映画を観に行き、『こんなものだったのか』と思ったことが何回ある?」「彼らは、あなたがチケットを買い、座席に座った時点で、あなたのお金を手に入れたことを知っている。それを変える唯一の方法は、ゴミみたいな駄作を観に行かないことだ。積極的にゴミ(みたいな駄作)を選ばないことだ。それが助けになる。それは大きな助けになるんだ」

そんなザッカリーは先月、ザ・フィルムアップ・ポッドキャストに出演した際、『シャザム!~神々の怒り~』が批評家から「不可解なほど低い」評価を受けたことについてこう反論していた。「観客のスコアはまだかなり良い。でも批評家のスコアは、よくわからないけど、とても奇妙で不可解なほど低かった。みんなめちゃくちゃ意地悪だった」「聞いてくれ。僕は作品の一部であり、それが良いものであることを望むのと同様に、悪くない作品であることを知っている。多くが足りないこともわかっている。『シャザム!~神々の怒り~』がオーソン・ウェルズの完璧な傑作だとは言わないけどね」

更にザッカリーは、「『シャザム!~神々の怒り~』は不評だったからね。この先どうなるのか見当もつかないよ」と続け、次回作の可能性は不透明としていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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