関東大震災から100年の9月1日に合わせ、大学院で防災対策を学んだ埼玉県議会の立石泰広議長(61)が県内一斉の「シェイクアウト訓練」を企画した。議長自ら机の下に潜る様子を動画で公開してPR。参加登録者数は18日時点で20万人を超えた。立石氏は「油断せず100年に1度の災害に備えてほしい」と話している。
シェイクアウト訓練は参加者が今いる場所で身を守る行動を取る。関東大震災の発生時刻午前11時58分に実施。当日の参加が難しい場合は、8月30日~9月5日の防災週間で取り組むよう呼びかけており、災害用伝言ダイヤル(171)の体験利用や避難経路の確認も推奨する。