キエーザの電光石火弾など前半に3発のユベントスがウディネーゼに快勝発進【セリエA】

[写真:Getty Images]

ユベントスは20日、セリエA開幕節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。

昨季は不正会計の問題により勝ち点10を剥奪され、7位フィニッシュとなったユベントス。第2次アッレグリ政権3季目となる今季は目立った補強なくシーズンインとなった中、ヴラホビッチとキエーザの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。

昨季12位のウディネーゼに対し、開始2分にユベントスが先制する。ボックス手前からキエーザの放ったミドルシュートが決まった。

電光石火弾で試合を動かしたユベントスが良い入りを見せると、6分にはカンビアーゾがボックス左からGK強襲のシュートを浴びせて牽制。

そして19分、CKの流れからアレックス・サンドロのクロスがカバセレのハンドを誘ってPKを獲得。これをヴラホビッチが決めて追加点を挙げた。

2失点目を受けて前がかってきたウディネーゼに対し、いなしたユベントスは追加タイム3分、カンビアーゾの左クロスからラビオのヘディングシュートが決まって3-0で前半を終えた。

迎えた後半、ユベントスはウェアとミレッティに代えてファジョーリとマッケニーを投入。守勢の展開の中、59分にはロヴリッチのミドルシュート、63分にはサマルジッチのミドルシュートでゴールを脅かされる。

終盤にかけてもピンチのあったユベントスだったが、守護神シュチェスニーが抑えてシャットアウト勝利。幸先の良いスタートを切っている。

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