猫界のセレブ『年収が高い猫』4選!一体どんなお仕事をしているの?

1.ナラキャットさん

インスタグラムのフォロワー数世界一でギネス記録を持つ、ナラキャットさん。なんと、2023年8月現在、450万人のフォロワーがいます。これは、日本の人気女優をもしのぐ数です。

ナラキャットさんは、いわゆる「良いところの出」という訳ではありません。シェルターで、飼い主さんと出会ったのです。つまり、元保護猫。

飼い主さんはシェルターを訪れたその日に猫を迎える気はなかったそうですが、ナラキャットさんを見て運命を感じ、引き取ったそうです。インスタグラムに投稿しはじめたのは、家族などと共有するためで、まさかこんなにフォロワー数が増えるとは、思っていなかったのだとか。

そんなナラキャットさんのお仕事は、主にインスタグラムでの収益と、オリジナル商品販売と見受けられます。実はナラキャットさんと同居する猫も人気者のため、家族全体でかなりの利益を上げているでしょう。なお、ナラキャットさんの資産価値は、約130億円と推定されています。

2.オリヴィア・ベンソンさん

オリヴィア・ベンソンさんは、あの世界的歌姫、テイラー・スウィフトさんの飼い猫です。垂れ耳のスコティッシュフォールドで、丸々としてとても愛らしい姿をしています。

そんなオリヴィアさんは、飼い主であるテイラーさんのMVやCMなどに一緒に共演し、人気を博しているとか。またプライベートでも、専用の猫バッグで様々な場所へお出かけする姿が、インスタグラムやTwitterに投稿されています。気になる方はテイラーさんのアカウントをチェックしてみると、可愛いオリヴィアさんの様子が見られるでしょう。

ちなみに、オリヴィアさんの資産価値は、約126億円だとか。飼い主が大物ならば、飼い猫も大物のようです。

3.シュペットさん

シュペットさんは、誰もが知っているハイブランドのデザイナーを勤めた、故カール・ラガーフェルド氏の飼い猫です。なんと、たった2回のお仕事で4億円近くを稼ぎ出したのだとか。

シュペットさんには2人の(人間の)お世話係が付き、移動はプライベートジェットやファーストクラスです。ラガーフェルド氏は生前、「法律で許されるならシュペットと結婚したい」と言ったほどの溺愛っぷりでした。彼女の人間っぽい性格が、彼の心を掴んだのかもしれません。

シュペットさんは遺産相続により、約410億円を手にしている、ともいわれています。アメリカ、NYにあるメトロポリタン美術館で開催される、世界的に有名なパーティーのMETガラでは、シュペットさんに似た着ぐるみが登場し、セレブたちにモテモテだったそう。シュペットさんの人気っぷりがうかがえます。

4.ビーナスさん

ビーナスさんは、右半分が黒く、左半分が三毛の顔を持つ猫。これは『キメラ(2つの遺伝子を合わせ持つ個体)』なのでは、といわれています。ビーナスさんの名前を知らなくても、きっと写真を見れば「ああ!」と思われる方も多いでしょう。

ビーナスさんがキメラかどうかは、遺伝子検査をすればはっきりすそうですが、実は猫ではさほど珍しくはないそうです。ただ、メス猫の場合はキメラとは限らないとのことです。

ビーナスさんはメスなのと、通常白い毛色を持つ猫に多い青い目を持っているため、専門家からは「謎」だといわれているそうです。ビーナスさんの体全体はほぼ三毛で、胸の部分にちょっとした白い部分があるだけのため、なぜ青い目になったのかがとても不思議なのです。

そして肝心のビーナスさんのお仕事ですが、主にFacebookやYouTubeなどへの投稿だと推測されます。YouTubeにアップされた動画には300万回を超える再生回数を誇るものもあり、SNSによって収入を得ている、と考えられるのです。ご興味がある方はぜひ、彼女のアカウントを覗いてみてください。

まとめ

今回ご紹介した猫たちをご覧いただいても分かる通り、世界にはすごい実績と影響力を持つ猫がいたものです。

人間からすると羨ましい限りの存在ですが、きっと当のセレブ猫はそんなことはつゆ知らず、マイペースに暮らしているだけなのでしょう。

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