ブリュワーズがレンジャーズに3連勝 シャーザーは移籍後初黒星

【ブリュワーズ6-2レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

ブリュワーズ(ナ・リーグ中地区)とレンジャーズ(ア・リーグ西地区)による「地区首位対決」は、ブリュワーズが最終戦も勝利し、敵地での3連戦をスイープ。直前にドジャース3連戦で被スイープを喫した分を取り返し、貯金を今季最多タイの11とした。ブリュワーズ先発のエイドリアン・ハウザーが5回6安打1失点で5勝目(4敗)を挙げ、5番手のデビン・ウィリアムスは30セーブ目を記録。レンジャーズ先発のマックス・シャーザーは4回途中3安打3失点で移籍後初黒星(12勝5敗)を喫した。

ブリュワーズは3回表に二死満塁のチャンスを迎え、ウィリー・アダメスの死球、ラウディ・テレズの四球と二者連続の押し出しで2点を先制。3回裏にコリー・シーガーの23号ソロで1点を返されたが、4回表二死2塁からクリスチャン・イェリッチがタイムリー二塁打を放ち、球数が99球に達していたシャーザーをノックアウトした。試合は3対1のまま終盤を迎え、ブリュワーズが8回表にタイロン・テイラーの2点タイムリー三塁打などでダメ押しの3点を追加。9回裏にエラー絡みで1点を失ったものの、6対2で勝利し、「地区首位対決」の3連戦を見事にスイープした。

ア・リーグ西地区は、レンジャーズがブリュワーズ3連戦で被スイープを喫しただけでなく、マリナーズがアストロズ3連戦をスイープしたため、上位3チームのゲーム差が一気に縮まり、上位3チームが3ゲーム差にひしめく大混戦に。首位レンジャーズと2位アストロズの2.5ゲーム差は変わっていないが、3位マリナーズが2位アストロズまで0.5ゲーム差に急接近してきた。マリナーズはレギュラーシーズンの最後にレンジャーズ3連戦→アストロズ3連戦→レンジャーズ4連戦の日程が組まれており、地区優勝争いは最終盤までもつれることになるかもしれない。

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