利根川水系のダム 貯水率低下…小池知事は節水を呼びかけ

この夏、暑さと食中毒以外に、渇水にも警戒が必要となってきました。東京の水源となっている利根川水系のダムの貯水率が平年を下回っているとして、小池知事が節水への協力を呼び掛けました。

小池知事:「貯水率が厳しいところが出てきているということでありまして」

国土交通省によりますと、利根川水系の上流にある9つのダムの貯水率は8月18日の時点で66%で、平年の87%に比べ8割ほどになっています。都の担当者によりますと、今年は7月の降水量が平年の半分に満たず、さらに記録的な猛暑が続いている関係で、貯水率が平年を下回っているということです。

小池知事は、8月18日の定例会見で「今後の気象状況によってはさらに貯水率が低下する恐れがある」と指摘したうえで、都民に節水への協力を呼びかけました。

小池知事:「水の流しっぱなしというのを止めていただく。一人ひとりの協力が大きな効果に繋がるので、よろしくお願いをしたいと思います」

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