岡山県民の新型コロナウイルス感染症対策で、夜の繁華街への出入りを控えるよう求める。

岡山県は30日、県民の新型コロナウイルス感染症対策で、1日から31日までの対応を示した。キャバクラやホストクラブの利用を控え、県内に帰省する人にも2週間前から夜の繁華街への出入りを控えるよう求める。
新型コロナ特措法に基づく要請で先月、岡山市内のキャバクラなどでクラスター(感染者集団)が2件発生したことを受けて要件を強化。
県外への移動については、患者の発生が続いている地域では夜の繁華街への出入りを避け、観光についても目的地の流行状況を確認するなど、慎重な行動を求める。
感染すると重症化するリスクの高い高齢者には、外出の際に人込みを避けて行動し、スーパーなどは混雑しない時間での利用を呼びかける。さらに帰省した人には、高齢者に会う期間を短くするなど気をつけてもらう。
イベントの自粛制限に関しては、屋内、屋外とも上限5000人で先月と変わらず、地域の祭りや行事についても来場者の人数管理や十分な間隔の確保などの対策を講じての開催を要請する。

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