日本武道館への道 “4人の社長”メンバーが目指す「DUAL物語り」第2章へ 

日本武道館への道 “4人の社長”メンバーが目指す「DUAL物語り」第2章へ 

 2023年8月18日、サザンオールスターズやウルフルズなど、日本中を熱狂させてきた数々のアーティストたちがその舞台に立ったライブハウス「恵比寿LIQUIDROOM」で、次代のバンドが観客を熱狂させた。

 18日夜、満員の恵比寿LIQUIDROOMを魅了したロックバンド「DUAL(デュアル)」は、メンバーの4人全員が“社長”という異色の経歴を持つバンドだ。

 2022年5月から始動し、リーダー兼ベース担当のMIYATA(宮田祐貴)が千葉県出身という縁から千葉でライブ活動を開始。

 彼らの“とある大きな目標”への挑戦は「THE DUAL 〜4人の社長と武道館への挑戦〜」という番組として、6月には千葉テレビで放送されることとなった。

 そんな大躍進を続ける彼らの大きな目標は、「2025年に日本武道館でライブをすること」。

 しかし日本武道館は、ビートルズやクイーンなどの世界的アーティストや、松田聖子、矢沢永吉など、国内でもそうそうたるシンガーたちだけが立つことを許された舞台。

 そこで彼らは、「武道館ライブ」をゴールに自身に大きな”コミットメント”を課し、そのひとつが1年目の集大成として今回開催した恵比寿LIQUIDROOMでの「1000人ライブ」だったのである。

 そして、5月から始まった全国10か所のツアーファイナルとして、8月18日、恵比寿LIQUIDROOMの最大キャパ1000人を満員にし、見事第一の目標を達成してみせた。

 そんなDUALは、総合格闘家で第3代RIZINバンタム級王者・朝倉海の渡米公式ソング「SUPER WAVERS」を担当し、さらに、歴代IWGP世界ヘビー級チャンピンのプロレスラー・飯伏幸太の入場曲「GOD STAR」も手掛けている。

 驚くことに、この曲は8月8日付のフィンランドのロックチャート3位にランクインするなど、その音楽は日本にとどまらず世界をも魅了した。

 日本各地でのライブ活動から、じわじわと世界への階段を登りはじめた異色の“社長バンド“DUAL”。

 2年後、彼らが「日本武道館ライブ」という大きな野望を達成できるのか、全国から注目が集まっている。

 第一の“コミットメント”であった「1000人ライブ」を成功させた今、彼らの織りなす「DUAL物語り」の第2章が始まった。

【DUAL(デュアル)】
 ヴォーカル担当のSYOTA、ギター担当のTAKUMA、ドラム担当のKAZUMITSU、リーダー兼ベース担当のMIYATAの4人で構成された、メンバー全員が30代で社長業を営むという異色のロックバンド。

 リーダーのMIYATAはかつてメジャーレーベルからデビューしたことがあり、会社経営に注力してからは一度音楽界から遠ざかったものの、アーティストへの夢を捨てられずにいたという。

 さまざまな縁が4人を引き合わせ、2022年からDUALとして活動をスタート。

 一般のファンとは別にパートナー企業を募る新しい形態で、ファンや90社を超えるパートナーとともに夢を共有するスタイルで活動している。

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