韓国DJ、被害で3人刑事告発 不同意わいせつ、暴行容疑

「DJ SODA」さん(EIGHT BULLS corporation提供)

 韓国の著名女性DJの「DJ SODA」さんが大阪府でのイベントで観客から体を触られる被害を受けたと訴えた問題で、イベント主催会社「TryHard Japan」が21日、不同意わいせつと暴行容疑での告発状を府警に提出し、受理された。告発対象は氏名不詳の男2人と女1人の計3人とした。府警などへの取材で分かった。

 同社は21日、大阪市内で記者会見を開いた。大付楽洋代表取締役は「性犯罪は絶対に許せないという点から真摯に向き合う」と強調。平岡陽一取締役は「SODAさんの安全を守れず、責任を感じている。最大限のサポートを行う」とし、交流サイト(SNS)上での、SODAさんの服装などへの誹謗中傷について「必要な対応を取っていく」との意向を示した。

 告発状によると、SODAさんはパフォーマンス中にいずれも20代とみられる観客の男女3人に胸を触られたり、抱き付かれたりしたという。会社側は証拠として、SODAさんが3人から被害を受けている様子が写った写真や映像を府警に提出した。

告発状を提出後、記者会見するイベント主催会社「TryHard Japan」の大付楽洋代表取締役(中央)ら=21日午前、大阪市

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