スペインサッカー連盟会長が優勝した選手の唇にキス…された選手は「好きではなかった」と嫌悪感

[写真:Getty Images]

スペイン女子代表が初優勝を飾ったオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)。セレモニーでのワンシーンが物議を醸している。『CNN』が伝えている。

【写真】ルビアレス会長がエルモソの頭を掴んで唇にキスした瞬間

セレモニーでFIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長から金メダルを授与されたスペイン女子代表の選手たち。インファンティーノ会長の横にはスペイン王室のレティシア王妃、オーストラリアのアンソニー・アルバニアン首相とスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長も並び、偉業を祝福していた。

すると、喜びのあまりルビアレス会長がエースのジェニファー・エルモソを力強くハグ。そして唇にキスしていた。

エルモソは拒否することはしなかったものの、セレモニー後にロッカールームに戻ってから行っていたインスタグラムのライブ配信では、「好きではなかった」と本音を吐露している。

ルビアレス会長の行いに批判も出ている中、『ラジオ・マルカ』でこの件について問われたルビアレス会長は「ジェニとのキスのことか?バカはどこにでもいる。二人の人間が些細な愛情に包まれた瞬間、バカげたことに耳を傾けることはできない。私たちはチャンピオンであり、私はそれを守る」とあくまで愛情表現だったとしている。

また、ルビアレス会長はセレモニーの時に他の選手の頬にもキスしていたとのこと。さらに、セレモニー後にロッカールームに入り、選手たちにイビサ島への旅行をプレゼントすることと、そこでエルモソと結婚するという冗談も言い放っていたようだ。

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