宮野真守が「転職の魔王様」第6話にゲスト出演。7回目の転職に挑む“転職王子”に

フジテレビ系連続ドラマ「転職の魔王様」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の本日8月21日放送・第6話に宮野真守が出演。転職を6回経験し、“転職王子”と呼ばれる八王子道正を演じる。

成田が主演を務める「転職の魔王様」は、額賀澪氏の小説「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」(PHP研究所)が原作。成田が“転職の魔王様”と呼ばれ、相談者の仕事や生き方への悩みを辛辣(しんらつ)な言葉で一刀両断していく、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐を演じる“転職”爽快エンターテインメントだ。また、小芝風花が、来栖が勤める転職エージェント「シェパードキャリア」の社長・落合洋子(石田ゆり子)のめいっ子・未谷千晴に扮(ふん)し、来栖の下でキャリアドバイザーの見習いとして転職希望者の背中を押していく。

宮野が演じる“転職王子”こと八王子は、売り上げトップで表彰されるほど有能な不動産営業マンだが、唯一の難点は一つの会社に長く留まれないこと。本人いわく「数年で飽きちゃう」らしく、その華々しい実績を引っ提げて、これまでいくつもの会社を渡り歩いてきた。しかし、転職を繰り返すのには別の理由があった!?

7回目の転職に挑むメンタル最強のトップセールスマン・八王子役をナルシスティックに熱演した宮野は「八王子道正の年齢観が、今の僕とマッチしていて、『仕事』に関する価値観や環境に共感する部分がたくさんありました」と語った。八王子のキャラクターについて「“大人”になったからこその悩みと言いますか、“できる男”だからこその悩みと言いますか…。今までの“求職者”たちとは違う悩み・価値観・存在感を持っていると思います。性格も“自信家”ではあるので、一言でいえば“厄介なヤツ”ですね(笑)」と紹介しつつ、「厄介なヤツと言いましたが、監督の演出も盛り上がって、若干“変なテンションのヤツ”な場面もありますが、楽しんでいただければ幸いです(笑)」とアピールした。

加えて、バラエティー番組で小芝と共演していることにも触れ、「小芝さんとは今、食事をおごったりおごられたりするバラエティー番組で共演しているので、ドラマで会うのは、初めこそばゆい感じではありました(笑)」と明かし、あらためて「小芝さんの繊細なお芝居が好きなので、共演できてとてもうれしかったです」と喜んだ。また、「成田さんもすごく自然に現場に受け入れてくれて、おすすめのパスタ屋さんを教えてくれたり、終始楽しく過ごさせていただきました。オフの時間に、一緒にカードゲームで遊んでくれたり、ずっと笑い声が絶えない、温かい現場なのだなと感動しました」と振り返った。

さらに、見どころはずばり「魔王様に手強い敵現る」と答え、「ゲストのくせに『新章突入!』のテンションで参加させていただいたので、ぜひとも“魔王vs王子”の熾烈(しれつ)な戦いをお楽しみくださいませ!」とハイテンションで呼び掛けた。

そんな八王子の後輩で、なかなか契約が取れない不動産会社「エイダン不動産」の若手営業マン・小池役に、2019年「ミスター慶応コンテスト」でグランプリを獲得した西垣匠が起用された。

演じた小池について、「すごく現代の若者を投影しているなと思いました。自分からはなかなか動き出せない、指導を待つ人間だと思っています」と分析。「彼が八王子と接触していくことで、どのように成長していくのか見ていただきたいです」と期待を寄せた。

撮影中は「宮野さんも僕も『劇団☆新感線』の舞台に出演していたので、その話で盛り上がりました。また、僕は怒られたり、凹んだりしているシーンが多かったので、宮野さんのアドリブに笑わないように必死でした」と振り返り、「小池くんと同じように、何かに行き詰っている方、悩んでいる方の助け舟になるようなお話になっていると思います」とコメントした。

さらに、八王子の転職をサポートしているさなかに千晴が偶然出会う謎の男・天間聖司が、新章の幕開けともいえる第6話から新レギュラーとして登場する。白洲迅が演じる天間は、千晴と初対面にもかかわらず、なぜか一緒にアイスクリームを食べることに。この新たな出会い、もしや千晴に恋の予感!?

「シェパードキャリア」のメンバーが、夏の暑気払いとしてオフィス以外の場所で一同に会するシーンでは、風通しがよく、和気あいあいとした会社の雰囲気が伝わってくる。みんなから慕われる洋子を筆頭に、姉御キャラの広沢絵里香(山口紗弥加)や、おとぼけ系の山口守男(おいでやす小田)、何かと一言多い今どきの若者・犬飼翔(藤原大祐)がおなじみの会話を繰り広げるのだが、そこではこちらも毎度おなじみ、来栖を一方的にライバル視している横山潤也(前田公輝)が、来栖の言葉にかみつく場面も。こちらも注目だ。

横山は、キャリアドバイザーとはまた違った立場で会社を支える営業担当。ビシッとしたスーツ姿で颯爽と現れ、毎回絶妙なタイミングで助け舟を出す。そんなできる営業マン・横山を演じている前田からもコメントが到着した。

作品について、「常日頃から生きていくと、誰かのためだったり、状況によって、本音を隠してしまうことがあると思うですが、その積み重ねが自分の首をしめてしまうことってあると思います。もやもやして解決しないままになっている事柄に対して刺さる言葉を言ってくれるので、今の自分から生まれ変わるきっかけとなるセリフが盛り込まれているところが魅力なのかと思います。自分のネガティブと感じていたところが、実は才能だったと気付かせてくれる、そんなところも魅力なドラマかと思います」と語った前田。

横山を演じたことで「毎週楽しみにみています」と声を掛けられることもあると明かし、「それだけ印象的な作品に参加させていただいていて感謝の気持ちです。横山は営業のエースでもあり言葉は柔らかくないので、端々に白目だったりツッコミだったりの要素も盛り込んで撮影に励んでいます!」とエピソードを披露。

撮影現場はいい空気感で、充実した日々だそうで、「キャストの皆さんの話しのテンポが速くて、話が盛り上がりすぎて楽しく、いいチームワークでてきていると思います」と笑顔を見せる。「記者会見の時に僕が答えた回答に対して、成田凌くんがこっちを向いて拍手をしてくれたのとか、めっちゃうれしかったです。たまに登場する横山を、皆さんがいつもいるよねって雰囲気で迎え入れてくれて心温まっています」と振り返り、感謝している様子。

第6話の見どころを聞かれると「『ちゃんと社会と調和しながら本音と向き合っていますか?』と、客観的に見ることも加味して、自分を見つめ直し、進化を遂げるというところが見どころだと思います。ハッ!とさせられるし、今までとはまた変わった話がお届けできると思います。謎の男、天間もお楽しみにしてください!」と伝えた。

© 株式会社東京ニュース通信社