大人気AI「Bard」に「Jリーグ史上最も偉大なミッドフィルダー5名」を聞いてみた

このところ世界的に需要を増している人工知能(AI)チャット。ネット上の情報を瞬時に検索し、質問に対しての答えを返してくれる。

今回は『Google』が展開している『Bard』に「Jリーグの歴史上最も偉大なミッドフィルダー5名を教えてください」と聞いてみた。

5位:中村憲剛

Jリーグで所属したクラブ:川崎フロンターレ

『Bard』が5位にランクインさせたのは、川崎フロンターレで長くプレーを続けた中村憲剛だった。小柄で細身の体格ながらも抜群のテクニックとパスセンス、そして知性とトーク力を備えた選手で、引退後も解説者として大活躍している。

「中村憲剛は、Jリーグを代表する司令塔です。川崎フロンターレでプレーし、JリーグMVP1回、Jリーグベストイレブン7回、アジア年間最優秀選手賞1回など、数々の個人タイトルを獲得しました。また、日本代表ではA代表歴98試合、13得点を記録し、2010 FIFAワールドカップに出場しました。」と『Bard』は評価した。

4位:稲本潤一

Jリーグで所属したクラブ:ガンバ大阪、川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、SC相模原

ガンバ大阪から若くしてイングランド・プレミアリーグの名門アーセナルに移籍して海外において長くプレーしたが、30歳になってJリーグへと復帰。それから11年にわたってJリーグでプレーし、40代になった今も南葛SCでJリーグ昇格を目指している。

ただ、『Bard』の評価においては「稲本潤一は、Jリーグを代表するボランチです。セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、シャルケ04、ボルシア・ドルトムント、ブレーメン、シャルケ04、ジェフユナイテッド千葉、大宮アルディージャでプレーし、JリーグMVP1回、Jリーグベストイレブン6回、アジア年間最優秀選手賞1回など、数々の個人タイトルを獲得しました。また、日本代表ではA代表歴152試合、15得点を記録し、2002 FIFAワールドカップ、2010 FIFAワールドカップに出場しました。」とどうも勘違いしているようではあるが…。

3位:小野伸二

Jリーグで所属したクラブ:浦和レッズ、清水エスパルス、北海道コンサドーレ札幌、FC琉球

そして3位になったのは小野伸二。浦和レッズで高卒新人として大ブレイクし、1998年のワールドカップにも10代で出場。その後オランダの名門フェイエノールトでもUEFAカップ優勝などのタイトルを獲得した。怪我にも苦しめられたキャリアであったが、そのテクニックはまさにJリーグを目指す選手の「お手本」のようだった。

『Bard』は「小野伸二は、Jリーグを代表するテクニシャンです。浦和レッドダイヤモンズ、フェイエノールト、ボルシア・ドルトムント、フローニンゲンでプレーし、JリーグMVP1回、Jリーグベストイレブン5回、アジア年間最優秀選手賞1回など、数々の個人タイトルを獲得しました。また、日本代表ではA代表歴91試合、14得点を記録し、2002 FIFAワールドカップベストイレブンに選出されました。」と少し勘違いがあるようだ。

2位:遠藤保仁

Jリーグで所属したクラブ:横浜フリューゲルス、京都パープルサンガ、ガンバ大阪、ジュビロ磐田

2位は唯一無二の存在感を示した名司令塔の遠藤保仁だった。圧倒的な冷静さとふてぶてしさ、走っているように見えないが誰よりも走っているスタミナ、アイデア溢れるパスとシュートでJリーグを長年盛り上げてきた。そして現在もジュビロ磐田で継続亭にプレーしている鉄人だ。

『Bard』の評価では「遠藤保仁は、Jリーグ歴代最多出場記録保持者です。ガンバ大阪、アビスパ福岡、セレッソ大阪でプレーし、JリーグMVP1回、Jリーグベストイレブン14回、アジア年間最優秀選手賞1回など、数々の個人タイトルを獲得しました。また、日本代表ではA代表歴152試合、15得点を記録し、キャプテンとして2002 FIFAワールドカップ、2010 FIFAワールドカップに出場しました。」と、ちょくちょくと異なったところがあるようだ。

1位:中村俊輔

Jリーグで所属したクラブ:横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、横浜FC

そして1位になったのは中村俊輔だった。横浜マリノスで若くして大ブレイクし、2002年のワールドカップでメンバー落ちした後にヨーロッパへ進出。世界的にも有数のクオリティを備えた左足を持ち、チャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッド相手に2度のフリーキックを決めたことは衝撃的であった。

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『Bard』は「中村俊輔は、Jリーグを代表するレフティアタッカーです。横浜マリノス、セルティック、ジュビロ磐田でプレーし、JリーグMVP2回、Jリーグベストイレブン10回、アジア年間最優秀選手賞1回など、数々の個人タイトルを獲得しました。また、日本代表ではA代表歴149試合、15得点を記録し、2002 FIFAワールドカップベストイレブンに選出されました。」と、タイトルやワールドカップの出場データに勘違いがあるようだ。

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