慶応2―0土浦日大 小宅が7安打完封

慶応―土浦日大 6回裏慶応1死三塁、大村が右前に適時打を放つ。投手藤本=甲子園

 慶応は小宅が118球、7安打で完封した。直球で強気に内角を突き、カットボールも効果的に使い、長打を許さなかった。小宅は二回に中堅へ先制二塁打を放ち、自らを援護。スクイズ失敗もあって拙攻が続いたが、六回に渡辺憩の二塁打を足掛かりに、大村の右前適時打で貴重な追加点を挙げた。

 土浦日大は三回2死三塁でエース左腕の藤本を投入。ピンチをしのぎ、5回1/3を1失点と粘った。だが打線は七回1死二塁などの好機を生かせず、2併殺打だった。

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