愛知県安城市では、イチジクの収穫作業が最盛期を迎えています。
愛知県の西三河地方は、年間およそ320トンのイチジクを出荷する全国で2番目の産地です。
このうち安城市の野村吉子さんの畑では、早朝から赤紫色に色づき、長さ10センチほどに育ったイチジクを、一つ一つ丁寧にもぎ取る作業に大忙しです。
今年は4月から6月にかけて好天に恵まれたため、実の付きが良く、心配された台風の影響もなかったため、甘くて高品質な実に育ったということです。
(イチジク農家 野村吉子さん)
「この猛暑の中、生産者も頑張っています。甘いイチジクができているので、是非とも食べて頂きたいです」
収穫されたイチジクは名古屋や関東などに出荷され、1パック3個から5個入りの360グラムが、700円前後で販売されるということです。作業は11月上旬まで続きます。