お盆期間のJR利用者 新型コロナウイルス5類移行で大幅増

お盆期間のJR利用者 新型コロナウイルス5類移行で大幅増

 2023年のお盆期間中、JR千葉支社管内の特急列車の利用者は、2022年の2倍以上に増えました。

 新型コロナの5類移行に伴い観光需要が高まったことが要因とみられます。

 JR東日本千葉支社によりますと、8月10日から17日までのお盆期間中、管内の特急列車の利用者は17万5千人で、2022年の約2.1倍に増えました。

 特に成田空港と都心を結ぶ「成田エクスプレス」の利用者は11万1千人で、2022年の約3.8倍と大幅に増加しました。

 2023年5月に新型コロナの法的位置づけが5類に移行して初めてのお盆休みとなり、観光需要が高まったことが要因とみられます。

 ただ、コロナ禍前の2018年と比べると、8割程度にとどまっています。

 一方、近距離の利用者数は519万2千人で、2022年の約1.2倍でした。

 主な駅では、東京ディズニーリゾートの最寄り駅・舞浜駅が31万3千人、国内最大規模の音楽フェス「ロック・イン・ジャパン」の会場に近い蘇我駅が15万8千人でした。

© 千葉テレビ放送株式会社