宮城・気仙沼市の漁船横転事故 サルベージ船が復旧作業を開始

9日に宮城県気仙沼市の造船所で漁船が横転した事故で、横転したままになっている漁船を元に戻す作業が21日から始まりました。

平山栄大カメラマン「大型クレーン船で、横転した漁船を元に戻す作業が行われています」

漁船が横転した現場には、21日にサルベージ船が到着し、事故以降横倒しのままになっている漁船を元に戻す作業が始まりました。

会社によりますと、作業は23日まで3日間かけて行われるということです。

9日、気仙沼市の造船会社、みらい造船で全長約40メートルのまき網漁船が横転し、乗組員1人が背中の骨などを折る大けがをしました。

漁船は、専用の車でけん引している時に乗せていた台座がレールから外れたため、バランスを崩し横転したとみられています。

警察が詳しい事故の原因や安全管理に問題が無かったかなどを調べています。

© 株式会社東日本放送