福井の桜名所巡るフルマラソン、日本陸連と世界陸連の公認コースに県内初認定 好記録のチャンス…2024年3月ふくい桜マラソン

 2024年3月31日に福井県内で行われる「ふくい桜マラソン」のフルマラソンコース(42.195キロ)が、8月17日までに日本陸連と世界陸連の公認コースに認定された。同コースでの記録は国内だけでなく国際的にも公式に認められることになり、大会の注目度はアップしそうだ。5キロコースも両陸連の公認コースとなった。

 日本陸連は7月2日に同大会のフルマラソンと5キロのコース検定を行った。検定員3人がメーター付きの自転車で距離を計測。同12日に開催した同陸連の施設用器具委員会で認定した。同陸連は世界陸連にも公認申請し、今月14日に認められたとの通知があったという。現在、両陸連が公認したフルマラソンコースがあるのは、県内ではふくい桜マラソンのみ。

 同大会フルマラソンは、福井駅付近を発着点に福井市と坂井市をつなぐコースが使われる。通称さくら通りや丸岡城など桜の名所を巡り、高低差が少ないのが特徴。大会実行委員会は初心者に優しく、記録が狙いやすいとしている。

 同マラソンへのエントリー数は、8月7日にフルマラソン、ペアリレーマラソン、5キロ、1.5キロの4種目で1万人を突破。定員に達した1.5キロは締め切った。ほか3種目は11月10日まで募集中。先着順で、実行委は早めの申し込みを呼びかけている。詳しくは同大会ホームページで。

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 エントリーの問い合わせは同マラソンエントリーセンター=電話0570(050)291。大会に関しては実行委事務局=電話0776(20)0539。

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