NTTドコモは21日、文章などを生成する人工知能（AI）サービスを、2023年度中をめどに法人向けに提供すると発表した。業務の省人化需要を取り込む狙い。音声や画像認識といったドコモの技術を生成AIと組み合わせ、サービスの拡充も目指す。
事業化に先立ち、ドコモグループ3社で21日から実証実験を開始した。専門性の高い質問を入力した際、生成AIが社内規定などに沿った回答ができているかを当面検証する。
生成AIを巡っては、ソフトバンクも開発やサービス提供を担う子会社を設立するなど、通信大手が参入している。
