ルパート・フレンド&マヤ・ホーク 役作りを語る 「アステロイド・シティ」

2023年9月1日より劇場公開される、ウェス・アンダーソン監督・脚本最新作「アステロイド・シティ」から、ルパート・フレンドとマヤ・ホークのインタビュー映像が公開された。

本作で息の合ったのダンスを披露している2人だが、役作りは正反対であることが明らかに。ルパートは、ケイリー・グラントがクラーク・ゲーブル風にカウボーイを演じたらどうなるかとイメージをしながら撮影に臨んだという。子供たちやジューンに対して友好的でありながら、子供を持っておらず、ジューンとも交際には至らない役を「切望と茶目っ気を意識して演じた」と語る。

一方のマヤは、「アイコン的な女優を意識してしまうとプレッシャーになるので、身近な人をイメージして演じるほう」と話す。8歳の10人クラスを率いる先生を演じるうえで、自身が小学生のときにお世話になった“アイカー先生”をイメージしたという。「とても優しく聡明で、快活な楽観主義で、子供も朗らかになるような先生」をイメージして作り上げたジューンというキャラクターは、親近感のあるキャラクターになっている。

またマヤはウェス監督について、「本当に素晴らしい脚本家」と絶賛。「仮に登場時間がたったの10秒というキャラクターだったとしても、どの人物もしっかりと書きこまれているから、(キャラクターのことが)手に取るようにわかる」とその緻密さをアピール。ルパートも「イメージが湧いてくる脚本」とマヤに同意し、「モンタナというキャラクターがまるで生き別れになった愛しい兄弟のように感じられた」と、役への愛情を明かしている。

「アステロイド・シティ」は、1955年のアメリカ南西部に位置する砂漠の街”アステロイド・シティ”で起こる大事件を描いた作品。ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務め、原案はウェス・アンダーソン監督と盟友ロマン・コッポラの共作となっている。キャストには、ウェス・アンダーソン監督作品ではおなじみの、ジェイソン・シュワルツマン、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォーらに加え、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、マーゴット・ロビー、マヤ・ホーク、スティーヴ・カレルらが顔をそろえる。

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【作品情報】
アステロイド・シティ
2023年9月1日(金) TOHOシネマズ シャンテ、渋谷 ホワイト シネクイントほか全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
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