津山駅開業100周年の節目祝う 記念式典で関係者らパネル除幕

谷口津山市長(右から3人目)らが除幕した100周年記念看板とパネル

 津山駅(津山市大谷)が1923年の開業から100周年を迎えた21日、同駅で記念式典があり、JR西日本や地元自治体の関係者がパネルの除幕などで節目を祝った。

 JR西の藤原乗将岡山支社長が「鉄道輸送の要衝、岡山県北の玄関口として地域に支えてもらい感謝する」とあいさつ。谷口圭三津山市長が「鉄道を生かした地域づくりに取り組みたい」と述べた。

 続いて谷口市長、大村宗利駅長らが駅舎入り口に設置した100周年記念看板(横2.4メートル、縦0.6メートル)と開業当初の写真や年表をデザインしたパネル(同、縦1.8メートル)を除幕。ホームに移動し、姫新線を記念運行する観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」の発車を見届けた。

 津山駅は1日約3千人が利用。今年3月にバリアフリー化した。式典は同支社が開き、同線津山―美作追分駅間(5駅分)のオリジナル台紙付き記念入場券(千円、限定1500セット)も合わせて発売した。入場券販売とパネル展示は来年2月29日まで。

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