兵庫・南あわじ市の副市長、病気で死去 台風への対策会議中倒れ、意識戻らず

南あわじ市の馬部総一郎副市長(2017年撮影)

 兵庫県南あわじ市の馬部総一郎副市長(66)が20日、病気のため同県洲本市の病院で亡くなった。

 馬部副市長は1980年に旧西淡町に入り、旧町合併による南あわじ市の発足後は健康福祉部長などを歴任。17年から副市長を務め、同市の長年の懸案だった火葬場の建設で地元との調整などに奔走した。関係者によると、8月14日午後、市役所で接近する台風への対策会議中に倒れて救急搬送され、意識が戻らないまま亡くなったという。脳出血とみられる。

© 株式会社神戸新聞社