軽鉄35周年、復刻車両がお目見え

1988年9月に開通した軽鉄(ライトレール、旧称・軽便鉄路)の35周年を記念し、さまざまなイベントが行われる。そのうちの1つが復刻車両だ。8月20日の香港メディアによると、復刻車両は開通初期に使用されていた車両を模したもので、白い車体にオレンジ色のラインが特徴。オレンジ色の座席を配した車内にはさまざまな年代の軽鉄の歴史的な写真や豆知識、軽鉄職員の感慨深いエピソードなどが展示されている。この車両は8月20日に屯門車庫と兆康駅でお披露目され、同日から屯門フェリーピアと元朗を結ぶ610路線で運行を開始した。兆康駅には100人を超える鉄道ファンが集まり、記念撮影していたという。また今後は9月にもう1台の復刻車両が運行を開始する予定となっている。一方、35周年記念イベントの一環として9月17日に車庫を公開する。参観は予約制で9月5日午前零時から香港鉄路(MTR)のスマホアプリなどで受付開始、ただし定員あり、先着順だ。

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