ついに夏の移籍マーケットも残り10日を切っており、多くのクラブが駆け込みでの補強を求めて動いている。
今回は『footballtransfers』から、「今週行われる可能性がある大型移籍5名」をご紹介する。
ソフィアン・アムラバト
現所属：フィオレンティーナ
移籍先候補：マンチェスター・ユナイテッド
ポジション：ボランチ
予想される移籍金：3000万ポンド（およそ55.6億円）
昨年末に行われたワールドカップでモロッコ代表の躍進に大きな役割を果たしたボランチ。的確なディフェンスと攻撃への切り替えを持っているバランサーであり、この夏のステップアップが噂されるビッグネームの一人だ。
獲得に近づいていると言われるクラブの1つがマンチェスター・ユナイテッドで、およそ3500万ユーロの移籍金で獲得される可能性があるという。そしてアムラバト自身もプレミア進出に意欲を見せているそう。
ただ、その他にもリヴァプールが獲得に向けて交渉を行っているという情報もあり、どちらが合意にこぎつけるかが注目されている。
ルイス・ホール
現所属：チェルシー
移籍先候補：ニューカッスル・ユナイテッド
ポジション：左サイドバック
予想される移籍金：ローン
チェルシーで18歳にしてトップチームにデビューしたルイス・ホール。昨季は9試合に起用されるなどレベルの高さを見せつけたものの、この夏にはニューカッスル・ユナイテッドへ移籍することになりそうだ。
1年の期限付き移籍に2800万ポンド（およそ51.9億円）の購入義務オプションが付随すると伝えられているが、まだ公式発表は行われていない。チェルシーの未来を担うとも言われた才能は、新天地で今季大ブレイクするかもしれない。
ランダル・コロ・ムアニ
現所属：アイントラハト・フランクフルト
移籍先候補：パリ・サンジェルマン
ポジション：ストライカー
予想される移籍金：6000万ポンド（およそ111.2億円）
今夏リオネル・メッシが退団し、ネイマールをサウジアラビアに売却したパリ・サンジェルマン。ゴンサロ・ラモスをベンフィカから獲得したが、さらにアイントラハト・フランクフルトからランダル・コロ・ムアニを獲得しようとしている。
すでに個人間では合意されていると言われるが、クラブ間ではまだ交渉が続いているという。移籍金については7000万ユーロが提示されているというが、もう少し高くなるのではないかと予想されている。
ジョアン・カンセロ
現所属：マンチェスター・シティ
移籍先候補：バルセロナ
ポジション：右サイドバック
予想される移籍金：ローン
昨季はバイエルン・ミュンヘンに貸し出されていたジョアン・カンセロ。今夏マンチェスター・シティに戻ってきたが、おそらくバルセロナへ移籍することになるだろうと予想されており、交渉は最終段階に達しているという。
ウスマヌ・デンベレをパリ・サンジェルマンに売ったことで資金に余裕が出来、ようやくバルセロナはこの交渉が進められるようになったそう。3000万ユーロ（およそ47.5億円）の買取オプション付き（公式戦の70％に出場した時点で買い取り義務に変更）のレンタルになると予想されている。
ルーカス・パケタ
現所属：ウェストハム・ユナイテッド
移籍先候補：マンチェスター・シティ
ポジション：攻撃的MF
予想される移籍金：8500万ポンド（およそ157.54億円）
今夏はマテオ・コヴァチッチとヨシュコ・グヴァルディオルを獲得したマンチェスター・シティ。ただケヴィン・デ・ブライネが長期離脱となったことにより、その中盤にルーカス・パケタを加えるための交渉を進めていた。移籍金は8500万ポンドに達するとも報道された。
個人合意にまでは至っていると言われるが、心配なのはルーカス・パケタ自身が賭博規定の違反で調査を受けているという報道だ。これによってシティとの交渉は難しくなったとも伝えられている。果たしてどうなるだろうか。
