最も早い2学期に笑顔 南砺つばき学舎

2学期が始まり、提出物を手渡す児童=南砺市の南砺つばき学舎

  ●勉強、行事に意欲

 南砺市の義務教育学校「南砺つばき学舎」で21日、富山県内の公立小中学校のトップを切って始業式が行われ、1~9年生の児童と生徒88人が2学期の生活と勉学に意欲を示した。

 酒井由美子校長が横断歩道で停止した車に、子供がお辞儀をする井口地域の良さを紹介し「2学期は行事が多い。みんなで力を合わせて頑張ろう」と式辞を述べた。8年生5人が「苦手な教科を克服する」など2学期の目標を発表した。この後、教室に戻った児童、生徒は先生に宿題など提出物を手渡し、早速授業に入った。

 南砺つばき学舎は、6時間目を廃止して「自学の時間」としていることから、夏休みを短縮している。

 南砺市内の他校は23日から順次始業式が始まる。富山、高岡、射水、氷見市、立山町は28日、魚津、舟橋村は29日、砺波、小矢部、黒部、滑川市、朝日、入善、上市町は9月1日に始業式を行う。

© 株式会社北國新聞社