東京大学、日本シングルマザー支援協会と自立支援プログラムの共同研究を開始

シングルマザーの自立を支援する日本シングルマザー支援協会は、東京大学大学院情報学環の藤本徹准教授と同協会が進める支援プログラムを学術的に評価し、改良する共同研究を始めた。

日本シングルマザー支援協会によると、同協会はシングルマザーの自立支援プログラム「MES(ミーズ)」、「ひとり親コンシェルジュ」を推進しているが、プログラムを学術的に評価したうえで改良する。

今後、MESとひとり親コンシェルジュを個人の状況に合わせて提供し、効果を高めるための基本モデルを構築するほか、シングルマザー個人の特性を把握するツールの開発、ひとり親コンシェルジュのシステム化に向けたプログラム改訂案の検討を進める。

日本シングルマザー支援協会の江成道子代表理事は「シングルマザーの自立は子どもの未来に大きく影響する。今回の共同研究で1人でも多くの子どもたちの可能性を広げたい」とコメントした。

日本シングルマザー支援協会は2013年の設立。会員数約1万600人で、女性が子どもを育てながら働きやすい社会を目指し、経済的、精神的自立を支援している。

参考:

【PR TIMES】東京大学とシングルマザー自立支援教育プログラム(MES)の学術的評価に関する共同研究を開始しました。

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