ナインゴランが古巣ローマの今季を展望…「ローマにはクオリティがある」

[写真:Getty Images]

元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、愛する古巣ローマの今シーズンを展望している。『romapress』が伝えている。

昨シーズン限りでSPALを退団し、現在はフリーのナインゴランは、20日にスタディオ・オリンピコで行われたセリエA開幕節のローマvsサレルニターナを現地観戦。2-2のドローに終わった一戦を見守った後、ジョゼ・モウリーニョ体制で3年目のシーズンを戦う古巣の展望について語った。

「ローマにはクオリティがある。(サスペンションで欠場した)ペッレグリーニとディバラはさらにクオリティが高い」

「(アタランタから加入間近のドゥバン・)サパタが到着すれば、彼は優秀でチームを助けることができるだろうし、ベロッティも今年は非常に良い成績を収めることができるはずさ。僕は彼が最高の状態にあるのを見てきたし、彼は今日のサレルニターナ戦でも素晴らしいパフォーマンスを見せた」

「アワールのプレーも悪くなかったよ。その役割ではクオリティが必要で、彼にはそれがある。ただ、少し強さが欠けているね。彼が守備の局面で戦っているのを見たけど、彼が攻撃面で決定力を発揮するかどうかを確認する必要があるね。新しいプレーヤーは慣れる必要があるし、パレデスはネガティブな一年を終えて挽回したいと思っているはずだ」

「レナト・サンチェスはボックス・トゥ・ボックスのトランジションを行える唯一のプレーヤーだ。彼はうまくやっていると思ったよ。彼は少しフィジカルに頼り過ぎているようにも見えたけど、今後に向けてクオリティとガッツを持っていることは明らかだ」

また、自身が在籍した時代にはユベントスの1強が続いていたものの、群雄割拠の現状ではジャッロロッシにも十分にスクデット獲得のチャンスがあると考えている。

「ローマにはもっと自信が必要だ。僕らがいたころはユーベがリーグを支配していたけど、今ではすべてが変わり、ある種の再構築が行われている。ナポリはそれを活かしてスクデットを獲得した」

「当時、僕がローマにいたとき、ユベントスとの差はあまりにも大きかった。僕にとって、インテルは理論上最強のチームであり、今もそうだ。昨年はラツィオが2位で終えたけど、ローマには個人として彼らに劣るプレーヤーはいないよ。ユーベはリーグ一本に集中できる状況だけど、ミランは今年どうなるかな?」

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