自転車・五輪銀の梶原さん、茨城・ウェルネス大で講義と献血

学生に献血を呼びかけた梶原悠未さん(左)=利根町布川の日本ウェルネススポーツ大

21日の「献血の日」に合わせ、茨城県利根町布川の日本ウェルネススポーツ大で21日、東京五輪の自転車女子オムニアム銀メダリストの梶原悠未さん(26)による特別講義と献血キャンペーンが行われた。

梶原さんは2022年、同大専任講師に就任。スポーツに関わる学生に社会貢献の大切さを知ってもらおうと企画した。講義では学生約50人を前に、自身の社会貢献活動を交えながら、競技で得た経験や能力を社会に生かすことの大切さを訴えた。16歳から定期的に協力しているという献血についても大切な社会貢献の一つと呼びかけた。

梶原さんは「ウェルネス大生はスポーツ界を担う人材。培ったことを社会で生かしてほしい」と話した。スポーツプロモーション学部1年、渋川修斗さん(19)は「自分もできることをやりたい」と意欲を見せた。

© 株式会社茨城新聞社