勝央町長選告示 現新2人が立候補 27日投票 町議補選は2人届け出

(写真左から届け出順に)木村聡史氏、水嶋淳治氏

 任期満了に伴う岡山県勝央町長選と、議員辞職に伴う町議補選(欠員1)は22日、告示された。町長選は、新人の会社経営木村聡史氏(62)=同町岡、4選を目指す現職の水嶋淳治氏(70)=同町上香山=がいずれも無所属で立候補。2011年以来12年ぶりの選挙戦となった。

 両氏は町内の選挙事務所などで第一声。木村氏は「国内外で40年にわたる民間経験を生かし、農業を起点とした産業構造をつくり上げ、町を発展させる」、水嶋氏は「子育て支援や健康づくり、移住定住など12年間の頑張りを進めて、町民が幸せを実感できる町にする」と訴えた。

 単独町政を維持する中、子育て支援や高齢者福祉、産業振興にいかに取り組み、地域の持続的な発展につなげるかが焦点となる。

 町議補選は新人2人が届け出た。

 投票は27日午前7時から午後6時まで町内5カ所で行われ、同7時半から町公民館(同町勝間田)で即日開票される。

 有権者数(21日現在)は8963人(男4252人、女4711人)。

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 町議補選の立候補者は次の通り。氏名、年齢、所属政党、現元新の別。(敬称略)

◇勝央町議補選◇

古山  司 63 無新

下山 静之 32 無新

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