西粟倉村長選告示 現新2人立つ 27日投開票

(写真左から届け出順に)春名佳基氏、青木秀樹氏

 任期満了に伴う岡山県西粟倉村長選は22日告示され、新人で元村教育委員長の春名佳基氏(68)=同村影石=と、4選を目指す現職の青木秀樹氏(68)=同村長尾=がいずれも無所属で立候補した。

 両氏は村内の選挙事務所で出陣式に臨んだ。春名氏は「皆さんと会話し、理解と協力を得て新しい村を共につくり上げたい」、青木氏は「若い人が村に集まっていて未来の見通しは非常に良い。前進しよう」と訴えた。

 村の人口は2020年国勢調査の時点で1398人と10年前から122人減った。少子高齢化が進む中で、移住者の定住につながる仕事や地域との結び付きの確保、持続可能な農林業の仕組みづくりなどが争点になる。

 投票は27日午前7時から午後6時まであわくら会館(同村影石)で行われ、同7時から西粟倉中体育館(同)で即日開票される。

 有権者数(21日現在)は1141人(男530人、女611人)。

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