【医薬品供給状況】7月調査、通常出荷は78%/前月から大きな変化なし

【2023.08.22配信】厚生労働省は8月22日までに、医薬品供給状況にかかる調査の2023年7月分調査結果をホームページに掲載した。それによると、「限定出荷」 と 「供給停止」 の品目は全体の22%。通常出荷は78%だった。前月から大きな変化はなかった。

調査結果は日本製薬団体連合会(日薬連)のホームページでも掲載している。医薬品の供給状況調査は、2022年5月から日薬連が行ってきており、2023年度からは厚労省医政局医薬産業振興・医療情報企画課委託事業としての補助も受け、毎月調査・公表をしている。

2023年7月調査の期間は2023年7月27日(木)~8月16日(水)。
「限定出荷」 と 「供給停止」 の品目は全体の22.4%(通常出荷は77.6%)。後発品では32.4%で比較すると高い状況。前月に比べ大きな変化はなかった。
一方、製造販売業者の出荷量は「A.出荷量通常」 以上は83.1%となっている。

安定確保医薬品の通常出荷の割合は76.0%。特にカテゴリーAでは69.0%(191/277)となっており、全体の77.6%に比べ低い。

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