ミランのステファノ・ピオリ監督が、セリエA開幕戦勝利を喜んだ。
21日、ボローニャとのセリエA開幕節に臨んだミラン。11分にFWオリヴィエ・ジルーが先制ゴールを決めて幸先の良いスタートを切ると、21分には新戦力のFWクリスチャン・プリシッチにもゴールが生まれて2点差に。後半は攻め込まれる時間帯がありながらもGKマイク・メニャンの好セーブでしのぎ切り、2-0で勝利した。
新戦力の活躍もあり開幕白星スタートとなったピオリ監督は、試合後に『DAZN』で満足感を示し、得点者であるジルーとプリシッチを称えている。
「より良いバランスを見つけるため、我々はもっと努力する必要があるだろう。だが、ここにいる選手たちは間違いなくフットボールを知っており、その段階からスタートできるのはありがたい」
「我々はまだプレシーズンでこなした親善試合4試合と開幕戦を終えたに過ぎない。チームとしてやるべきことはまだあるだろう。それでも、我々は正しい軌道に乗っていると思う」
「ジルーはチームに模範を示している。彼はピッチ内外のリーダーであり、常に正しい姿勢を保ち、チームのため働く準備ができている。彼はキャリアの中で多くの勝利を収めてきた選手だが、今のミランにも満足しているんだ。確かに、彼はもうそれほど若くはなく、時々は休息を与える方法を見つけなければならない。それでも、私はこの偉大な選手を指導できて本当に嬉しい」
「私はプリシッチが才能のある選手であると常に知っていた、それについて、疑いの余地はなかっただろう。契約前に彼と電話で話したが、彼がチームに多くのクオリティをもたらせるのは明らかだった。非常に多才な選手でもあり、必要に応じて(ラファエル・)レオンの代役を務めたり、ストライカーの後ろでプレーしたりもできるだろう」