沖尚おかえり、関係者ら250人那覇空港で出迎え 最高の舞台・甲子園でプレー、主将「悔いはない」

 第105回全国高校野球選手権記念大会で9年ぶり2度目の8強入りを果たした沖縄尚学の選手らが21日夜、帰沖した。父母や学校関係者ら約250人が那覇空港で出迎え、甲子園での健闘をたたえた。佐野春斗主将は「たくさんの人に応援してもらって、自分たちは成り立っているのだと思った。甲子園は小さい頃から目標にしていた舞台。最高の仲間と最高の場所で終われたので悔いはない」と実感を込めた。

 尚学学園の大城美穂子理事長は「私たちみんなが元気をもらった。この経験を糧に次の目標に向かって、これからも頑張ってほしい。ベスト8、本当におめでとう」とあいさつした。父母会長の永吉盛長さんは「ベストは尽くした。本当にお疲れさまと伝えたい。県民にとって励みになった」と話した。

 (砂川博範)

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