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荷物や子どもの送迎で手がふさがった状態で、鍵を取り出すのは実は大きなストレス。わが家では「スマートロック」の導入を検討していました。
5月に発売されたスマートロック「SESAME(セサミ)」の新型は、なんとこれまでの相場の半分以下の4,378円。スマホで開けられるほか、オプションパーツを付けると、指紋や手持ちのカード認証で開けられるんです。
「こんな困りごとにはぜひ!」というシーンも解説。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【26枚】鍵のストレス激減!スマートロック「SESAME5」
ごく普通の古いマンション、わが家の鍵にまつわる困りごと
筆者の住む家は集合玄関にオートロックのないマンション。帰宅するとまず「バッグに付けたキーケースを出して、鍵を鍵穴に入れて回す」という動作が必要でした。
ごく当たり前のことと思われるかもしれません。でも、特に以下のような状況では、鍵を開けるのもストレスでした。
・まとめ買いや、週末の保育園お迎えの荷物などで手がふさがっているとき
・扉の前まで強い風雨が吹き込む日
・1人で小さな子どもを2人連れて帰ってきたとき
・右利きなのに左側にある鍵に身を寄せて開けるのも地味にしんどい
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そして今後、子どもが学校から一人で帰宅するようになったとき、物理的な鍵やスマホを持たずに開けられる方法があれば…。
そんな悩みを解決してくれるのが「スマートロック」です。
ただ、調べてみるとスマートロックはだいたい「2万円程度」というのが相場のよう。諦めかけていたところ、すごい商品が発売されたんです!
【CANDY HOUSE】SESAME5/ 4,378円(税込)
「SESAME」は、CANDY HOUSEという会社が開発したスマートロック。
その最新モデル「SESAME5」は本体が「4,378円(税込)」と、これまでの常識を覆す価格でした!
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「これなら手が届く!」というわけで、必要なオプションも含めてさっそく購入してみました。
今回、わが家が導入したのは以下の3つです。
・SESAME5(本体)……錠前の本体に接続して、スマホアプリで施錠・開錠するもの
・SESAMEタッチ……扉の外側に設置して、カードや指紋認証で本体を動かすもの
・専用アジャスター……本体と錠前の取り付けの際に調整するもの(自宅鍵の形状によって不要な場合もあり)
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開封してみるとどちらも非常にコンパクト。
「困った時はすぐにカスタマーサービスまで連絡を!」という案内がたくさん入っていました。
SESAMEのカスタマー対応は非常に親切だと口コミでも評判だったので、納得です。
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SESAME5、SESAMEタッチとも、強力両面テープで接着します。
何度かやり直せるよう、テープは多めに付属していました。
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原理は非常にシンプル。
扉の内側にあるサムターン(つまみ)をSESAME5が挟んで、回します。
作動させる方法も電池カバーを開けて、絶縁シートを取るだけでOK。
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しかし、初期設定は少し難易度が高めです。説明書はほぼ画像のみで、丁寧な説明はありません。
「99%の鍵に対応可能」ですが、念のため購入前に、家の錠前の形や型番を確認しておきましょう。公式サイトの口コミやレビュー記事から前例があるかどうか調べてみることも、強くおすすめします。
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次はアプリをインストールします(iOS、Androidに対応)。
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アプリにSESAME5の情報を登録すると、画面と連動して本体のつまみが動くようになりました。
「施錠」と「開錠」の位置を登録するのが重要なポイントです。
接着後にも最終調整するので、ここでは「アプリと連動して動くこと」を確かめる程度で大丈夫。
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これでアプリ内ボタンをタッチするだけで施錠と開錠ができるようになりました!
ドアの鍵に設置する方法は?アプリでは何を設定する?
微調整は難しいけど試行錯誤あるのみ
ここからは元の錠前に合わせながら、ベストな位置を探っていきます。
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付属の金属パネルパーツをネジ留めして高さを調整します。
実は、家の鍵の型番から事前に調べた高さ設定と、実際に合致した高さが違いました…。
錠前のサイズ感は家ごとに違うので、ある程度臨機応変に調整する必要があります。正直、つまみ用のアジャスターも少し不安定で心配…。
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わが家では「ドアレバーと干渉しないギリギリのところに付ける」のがポイントでした。
手動で開けられなくなったら意味がありません。
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付けてから、アプリ操作したら本体からおかしな音がしたり、落下したりということがあり、結局あれこれと3回簿調整をやり直し。
落ちる心配がある場合は下にタオルなど敷いて作業すると安心です。
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開封から「これでバッチリ」という状態になるまで1時間ほど要しました。
安定したら手動でも開け閉めして、動きに問題ないか確認してみましょう。
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あとコレは筆者が発見した裏ワザなのですが、市販の両面テープで設置しやすくなる場合もあります。
「アクリル系粘着剤」を使用した、厚みがある両面強粘着テープが役立つかもしれません。筆者は「キャンドゥ」で購入した「クロコダイルグリップ」を使いました。
固定できたら、再度アプリから「施錠」と「開錠」の位置の登録を完了してください。
アプリで開錠・施錠。こんなところが便利
こんなことができるようになった!本体だけでできる3つの便利機能
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まずは「オートロック機能」です。
最短で3秒から最長で1時間まで、好みの間隔を設定できます。うっかり閉め忘れたまま外出なんてトラブルを防げますね。
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次は「履歴チェック」。
履歴画面から、いつ、どのように開錠されたか(手動かアプリか、非接触か)が一目でわかります。
登録していれば、アプリや非接触カード、指紋で入退室したユーザー名も表示されます。
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3つ目は「プッシュ通知」。
プッシュ通知をON設定にしておくと、リアルタイムで防犯管理ができますよ。
手持ちのカードや指紋認証で鍵が開く「SESAMEタッチ」はぜひ同時購入を
ここまで読んで「えっ、いちいちスマホ出すのって鍵より手間では?」と思った人もいるでしょう。
筆者もそりゃそうだと思います。
【CANDY HOUSE】SESAMEタッチ/ 3,278円(税込)
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扉の外側に「SESAMEタッチ」を付けたら、最高すぎました。
小さいのにめちゃくちゃ便利な機械です。
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SESAMEタッチも、裏側カバーを開けて絶縁シートを取るだけで作動するのですが、実はこのカバーを外すのに苦労しました。
ネジを緩めた後に指などで力技で外す必要があったんです。
扉の外で使うものなので、防水防塵仕様なんですね。カバーが固いのも合点がいきました。
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次にアプリに、よく持ち歩く非接触カードを登録します。
「ピッ」で通れる入館証や交通系ICカード、タッチ決済のカードなどでOKです。
最大で100枚登録できるので、家族の分も網羅できますよ。
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続いて指紋を登録。こちらも最大100パターンまで可能です。
同じ人の同じ指でも、いろんな角度で登録しておくと、認証確率が上がりますよ。子どもや高齢者にもおすすめです!
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扉への設置は、テープで貼るだけなので5秒ほどでした。
さっそく施錠状態のところに、交通ICカード入りキーケースをピッで、ガチャ!
カードは反応が早く、タイムラグもほとんどありません。改札を通るのと体感差なし。
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指紋認証も、現在のところ2回に1回以上の確率で成功しています。
これで鍵を出さずに「ピッ」で自宅に入れるようになりました!
駅構内や乗用車に入るのは数秒なのに、自分の家に入るのに、なぜそれ以上の時間がかかるのか…。
そんな人にとってスマートロックは必須です。使ってみて、21世紀の商品だなあと実感しています。
またSESAMEシリーズは、ユーザーの声をもとに開発されている姿勢が見られ、今後の機能追加やサービス改善にも、個人的に期待大です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
(ハピママ*/ ユキッ先生)