脱炭素化へ市川市 市役所駐車場でカーシェアリング

脱炭素化へ市川市 市役所駐車場でカーシェアリング

 温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」への取り組みとして、千葉県市川市は、民間企業と連携し、市役所の駐車場で電気自動車のカーシェアリングを始めました。

 市川市はこの程、カーシェア事業に取り組む「タイムズ24」と連携し、第1庁舎地下駐車場でEV=電気自動車とハイブリッド車、合わせて3台のカーシェアリングを始めました。

 環境負荷の軽減を目指すもので、市の職員だけでなく、一般市民らも利用できます。

 市によりますと、市役所の駐車場で電気自動車のカーシェアリングを行うのは、県内では初めてということです。

 また、カーシェアリングを活用することで公用車を削減し、財政負担を減らしていくのも狙いです。

 市は今回、「タイムズ24」側と法人契約を結び、職員が街中のカーシェアも利用することで、公用車の削減を進めたい考えです。

市川市 田中甲 市長
「必要な時間だけEV車を使用するという体制をスタートさせるもの。有効に活用できるものを導入して、無駄を減らしていく方向に舵を切りたい」

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